【1月26日(金)セミナー開催】”民泊で横須賀の地域活性化の可能性を探る” 横須賀市議会議員 嘉山淳平さん


今回は、1月26日(金)横須賀市で開催される「民泊カンファレンス2018″民泊で地域活性化の可能性を探るin横須賀”」の主催者である横須賀市議会議員の嘉山淳平さんにお話を伺いました。

 

横須賀市で民泊が必要と考えた理由?

横須賀市は、2013年に人口減少日本一(社会減の絶対数)となり、多くの方がショックを受けました。 まちにとっては大きな社会問題です。 それと同時に、自然と空き家も増加し、これからますます増えていくことと思います。(神奈川県内でも3番目に空き家率が多い14.7%) 加えて、宿泊施設数としてのキャパも少なく、同規模自治体の中核市43自治体中、34番目に低い状況です。 これでは、横須賀に宿泊したいニーズがあっても、泊めることができない状況となってしまっています。 そんな中で、個人民泊を推進していくことは、空き家・空き部屋を活用することに繋がり、宿泊施設が少ないからこそ自宅をシェアすることで宿泊キャパを拡大させることができる、まさに地域の課題を改善しながら、活性化に繋がる手段だと考えています。

民泊との出会いは?

2012年頃、JTBの友人から連絡があり、地元横須賀市長井で修学旅行生を泊める民泊をおこないたいと説明がありました。 その後、地域への何度となく説明を行い、私からも実際に受け入れるホスト探しとして、数十件のご家庭に何回も訪問し、ホストになってもらえないかお願いして回りました。親の介護や、小さい子がいるから・・・と普段お世話になっている方からも断られ続けた苦い経験もあります。来年の受注は入っているけれど、受け入れホストが足りない!と躍起になってホストを探し続けました。 今では実家でも受け入れて、私も一緒に体験や食事を取りながらコミュニケーションを取っています。 その後、議会においても、修学旅行生の民泊の拡大や、個人民泊への展開についても議会で取り上げ、提案し続けてきました。(平成28年6月議会での一般質問など)

“民泊カンファレンスin横須賀”開催の経緯は? 

構造計画研究所さんと民泊大学さんで開催された「民泊カンファレンスvol.2」に参加したことがきっかけでした。
当日は、民泊についてのインプットと、民泊に携わる方々と接点を持てたら嬉しいなと思い参加したのですが、懇親会の場で横須賀の課題や私の想いを話したところ、”横須賀で民泊カンファレンス開催しましょう”と意気投合したことが始まりです。

横須賀で民泊カンファレンスを開催するにあたり、二つの目的を持っています。まずは一般的に悪いイメージが先行してしまいがちな民泊について、きちんと情報を持って勉強しましょう、という目的。二つ目は、追加規制しないスタンスを取っている横須賀において、ホストとしても民泊関連ビジネスにおいても、横須賀三浦半島で行政・民間連携しながら普及させていく”きっかけ”にするという目的(想い)を持っています。

カンファレンスに参加してほしい方はどんな方?

・空き家を所有している方
・空き部屋を有効活用したい方
・民泊を通して、国内外の友達を増やしたい方
・不動産業の方
・リノベ関連業の方
・民泊関連ビジネスを展開したいと思っている方
・民泊と体験をセットで提供したいと考えている方
・行政の方
・議員の方

などの方々です。

最後にメッセージを

横須賀市は東京から1時間のアクセスで豊かな自然環境を有する地です。
その横須賀で、どれだけ民泊事業に対して集客できるか、ビジネスモデルとして成立するのか、はたまた都心とは異なる新しい民泊ビジネスの可能性などを探っていきたいと思います。
ぜひ、みなさまのご参加をお待ちしております!


1月26日(金)民泊カンファレスin横須賀市には、ゲストハウスオーナーや横須賀のAirbnbスーパーホスト、三浦市の古民家管理人、シェアハウスオーナーなどもご登壇されます。その方々からコメントをいただきました。

横須賀市出身の横須賀市・湯河原町・真鶴町で空き家の利活用を進める実業家 Kさん

私はこれまでの経験から、人は「世代を越えて」「文化を越えて」関わり合うことで、お互いがお互いを活き活きさせることを実感しています。
個人的には、そもそも、人口構成比が変化し、同時にライフスタイルが変化していく中で、これまでの地域コミュニティの在り方そのものを見直し再構築する必要があると思っています。
本カンファレンスでは多角的な視点から、民泊がもたらす人や地域に及ぼす影響や効果を様々な事例を用いてお話しできればと思っております。

東京のAirbnbスーパーホスト兼三浦市の古民家オーナー Iさん

「今回、民泊ホストとして以下二点を伝えたいです。 一つはホストとゲストの関係について。ゲストはお客さんであり、友達でもある。その辺の感覚について。 もう一つは、日常をいかに大切に出来るかという話。 日本の日常に憧れるゲストが結構多い。観光地プラス普通の旅行者が行かないような近場の居酒屋やローカルなお店を紹介すると実際喜ばれるし、差別化にもなります。 それがもっと地元を大切にしようと思うことにも繋がるし、それが民泊の価値や楽しさだと思っています。」

神戸市のAirbnbスーパーホスト兼シェアハウスオーナー Kさん

「民泊の協会の副理事として民泊新法の制定に関わるなか見えて来た、民泊の課題とこれからについて話します。神戸という「日本一厳しい民泊条例」を制定しようとしている都市で、どのように地域と関わりながら民泊の良さを広めていこうと考えているか、未来への可能性を探っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。」

 

【横須賀開催】民泊カンファレンス2018″民泊で地域活性化の可能性を探るin横須賀”

【登壇企業】
1.横須賀市のAirbnbスーパーホスト
2.東京のAirbnbスーパーホスト兼三浦市の古民家オーナー
3.神戸市のAirbnbスーパーホスト兼シェアハウスオーナー
4.千葉件木更津市のゲストハウスオーナー
5..構造計画研究所スマートロック”RemoteLock”
6.宿泊施設向け自動チェックインサービス”ABCチェックイン”

【スケジュール】
18:30-19:00  開場/受付
19:00-20:30  セミナー(Airbnbスーパーホスト3名、ゲストハウスオーナー)
20:30-21:15  トークセッション(質疑応答)
21:15-22:00  懇親会
 
参加費用(新年会込み):3,000円
カンファレンスのみ:1,000円(当日2,000円)
※前売り券の申込後はキャンセル不可となっております。ご了承ください。
 
定員:40名
場所:16 Startups (イチロクスタートアップス)
主催:16 Startups/構造計画研究所/民泊大学

お申込はこちら→https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/013e75zb73ps.html