「オンデーズを再生した社長が手がける新しい出張のカタチ」TripBiz代表・田中修治さん

民泊に対する思いは?

私個人の考えを話すと、日本における民泊の現状には反対です。

私は仕事で欧米に出張する時に「Airbnb」をよく利用します。海外における民泊は、ホームシェアや異文化交流といった側面が強く、とても素晴らしいと思います。

一方で、日本における民泊は欧米の民泊とは少し性格が違い、民泊というシステムを利用してお金儲けをしているといった感じです。

民泊に懸念材料はある?

また民泊においては安全面も懸念の一つだと思います。

私は10年ほど前にマンションを購入したのですが、海外出張や地方出張が多いため、月の3分の1しか自宅におりません。しかし自宅には妻と子供も住むので、安全面を考慮してセキュリティが整ったマンションを選びました。

しかしある日、自宅マンションに帰宅したら、民泊を利用してマンションの一室に宿泊していた外国人グループが酔っぱらってマンションの共有スペースで騒いでいるのを目撃しました。これってすごく危険ですよね。

安全とRating(評価)について考えてみましょう。

もしゲストがなにか事件を起こしたら、ホストはゲスト評価を低くすれば良い、ということで解決するというのは、大きな認識の誤りです。もしその事件がレイプや殺人などの凶悪犯罪だった場合、ホストがいくらゲスト評価を低くしても、取り返しがつかない事態になります。

「Airbnb」で蓄積されたRating(評価)はときには当てになりません。万が一、事件が起きる可能性だってある。そんな危険性を認識しておくべきと言えるでしょう。

民泊の合法化についての考えは?

民泊がホワイトゾーンになっても、利用者側にカルチャーとして受け入れられ、市場が大きくなるとは限りません。物件によっては「転貸」が違法になるケースもあります。

※「TripBiz(トリップビズ)」が日本の民泊市場の健全な発展への貢献を表明している。下記のリリースも参考にして欲しい。

「TripBiz」より、民泊新法案(住宅宿泊事業法案)の閣議決定に寄せまして
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000017613.html

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