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民泊ホスト+サラリーマン+スタートアップの両立は大変ではないか?
出勤前と、就寝前の時間を効率よく使って、ゲストとのコミュニケーションや清掃スケジュールの確認を行っていますので、仕事やプライベートに支障はありません。
5年以上民泊ホストをしてきたなかで、気を付けるポイントや気を抜いて楽しむポイント等を把握できていますし、便利な運用ツールも必要に応じて活用しているので特に問題は感じていません。
どちらか一つを選べと言われたら?
正直、どれも異なるやりがいや楽しさがあり、一つは選びかねます。が、どうしても一つしか出来ないのであれば、現時点では民泊ホストを選ぶだろうとは思います。
ただ「毎日同じ会社に出勤して決まった時間働く」というサラリーマン的思想自体がどんどん陳腐化されていく流れの中で、「どちらか一つ」といった個々のポテンシャルを殺すような質問自体がどんどん無意味なものになっていくと感じています。
民泊の将来についてどう思う?
空き家などを利用する民泊だけに限らず、空間、時間、知識、財産などのシェアリングエコノミーは今後ますます当たり前のサービスとして我々の生活に溶け込んでいくでしょう。
私は幼い子どもがいまして、彼には世界中の人たちと会って交流してほしいという願いから、週末はできるだけ家族ぐるみでゲストと会っています。そのおかげで彼はすでに20か国以上の国の子どもと一緒に遊んだ事があります。
このようなシェアリングエコノミ-に寛容な子どもたちが成長した時、それぞれの国や文化やルールなどの枠を超えて、世界中の人たちと、今の私たち大人が想像もできないような新しい世界を作っていくだろう、そのように信じています。
編集後記
いかがでしたでしょうか。
今回は、民泊運用のノウハウや考え方、さらには民泊と仕事の両立というライフワークについても聞くことができ、非常に勉強になりました!
なおDさんは、民泊ホストの代表の一人として、全国民泊同業組合連合(jasmin)の理事も務められています。5月27日に東京都内で開催された「バケーションレンタルEXPO」では、総決起集会が開催されていましたね。民泊大学が取材した下記の記事も参考にしていただければと思います。