「おもてなしの心でゲストを笑顔に」Airbnbアドバイザー 鶴岡 真緒さん

嬉しかったエピソードは?

ちょうど昨日、嬉しかった出来事がありました。

私はベッドなどに必ず折り紙のツルを置いています。昨日宿泊したゲストの方は小さなツルを折り、「Thank You」という手紙を添えて置いていってくれました。

 

なぜ民泊で儲かっていない人がいる?

やり方次第だと思います。

民泊運営を行うホストには「おもてなし型」と「ビジネス集客型」の2パターンがあると思っています。前者はほぼ100%集客できるのに対し、愛のない後者は外注などに頼っているため、上手くいっていないように感じます。

お金儲けの考え方では、折り紙を一つ作るにしても、面倒なだけです。

ホテルや旅館と民泊の違いは?

ゲストが求めるものが違う。まさにこれだと思います。

Airbnb・民泊を利用している外国の方々には「日本人としての普通の生活を体験したい」とという共通の想いがあります。私達が普段買ってるもの、食べているもの、ローカルそのままの体験を、彼らは求めているのです。

「地元ならではのカフェに行きたい」「アニメや漫画で知った “卵かけごはん” を食べたい」という外国の方もいらっしゃいます。

ホテルの洋風のご飯ではなく、すき家の朝定食、卵かけごはん、カレーライス、うどんといった、私達が普段の生活で食べるものを食べたいのです。

私はゲストが宿泊した際に、彼らを地元の友だちと飲み会に誘います。「日本人としての庶民の普通の生活を海外の人も体験する」。今までにこんな体験ができることがあったでしょうか?

またもちろん「ホテルに泊まりたい」という方々がいますから、旅館・ホテル業界と民泊は、共存できると思います。

代行会社についてどう思う?

代行会社は基本的にデメリットがありません。

ホストが儲かってもそうでなくても、損をしません。
特に清掃作業は、雑にやってもやらなくても、変わらないので、ビジネス面だけを考えている人はしっかりとできていない。

「代行業者」「清掃業者」は定量的な評価がしづらいので、抜き打ちチェックをしてみたいです。

180日規制への考えは?

「180日規制」はダメです!儲からなくなり、市場が成り立たなくなる。

さらに「180日」というのは宿泊日数ではなく、募集期間(営業日)です。

民泊を始める方へのメッセージは?

メインのビジネスでもいいが、副業として、できるところから始めてほしいと思います。
儲かるまでは、調達コストを下げるために、中古で良いです。
ぜひ日本人としてのおもてなしの心を持って、清掃など細かな部分に配慮してほしいです。

 

編集後記

今回は、真緒さんが民泊と出会ったきっかけ、民泊運営のノウハウについて伺いました。「ゲスト自身に部屋を掃除してもらう」「高評価レビューの獲得方法」などの具体的なノウハウは非常に中身の深いものであり勉強になりました。