「日本企業の出張を快適に」TripBiz 新代表 安田 則之さん

 

「民泊大学」の講義が始まります。今回の教授はTripBiz事業部 代表 安田則之さんです。

前回、ダイバージェント株式会社代表取締役の田中さんにTripBizについて講義して頂きました。

「オンデーズを再生した社長が手がける新しい出張のカタチ」TripBiz代表・田中修治さん

 

6月より安田さんがTripBizの代表に就任されたということで今回は、安田さんにTripBizの現状と今後の展望までのお話を伺いました。

Contents

「TripBiz(トリップビズ)」とは



「TripBiz(トリップビズ)」とは、日本で初めてビジネス出張者に特化した民泊プラットフォームです。

観光客や旅行ではなく、ビジネスマンをターゲットにしていることが特徴の一つです。ビジネスマンの出張や企業研修時に、空き部屋や空き家を一時社宅として活用してもらう仕組みです。

サイトURL:https://tripbiz.com/jp

Facebook:https://www.facebook.com/TripBiz/

プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000017613.html

ホストにとっては、一言でいうと「安心」した空き部屋活用ができます。まずは、予約時にどこの会社の誰がどういう目的で宿泊するのかがわかります。ビジネスマンは問題を起こせば会社に責任を問われる訳ですから、ホスト側にとっては大きなリスク軽減となり、安全性が担保されるというわけです。もう一つ「安心」というキーワードで行くと、ビジネスマンにはリピート・長期利用のニーズがあります。旅行では同じ場所に2度宿泊することは少ないかと思いますが、ビジネス出張などでは “清潔感” や “立地” などが宿選びのポイントとして重視されます。定期的なお客様先訪問、本社での定例会議出席、展示会への出展、集合研修など、そのビジネスマンに気に入られれば、同じ物件の「定期利用」が期待されます。また、旅行者だと数日泊まるのが一般的ですが、ビジネス利用だと長期利用の可能性もあるわけです。

TripBiz入社までの経緯は?


私は大学を卒業してから外資系の金融機関で法人営業として7年程勤めていました。金融という職業は、大きなお金を動かして、お客さんのために役に立っていると漠然とは思っていたのですが、実際具体的に社会にどういう貢献をしているのか、実感があまり湧かなかったんです。

超がつくほどの大会社で、当時全社員30万人という大きな組織だったので、「僕じゃなくもいいんじゃないか」という思いが募り、2015年に転職を決意しました。

その当時、ビジネスSNSの「Wantedly」を通じて弊社グループ代表の田中と出会いました。

その際色々とお話を聞かせて頂き、お声をかけてもらったのですが、全くの同時期に韓国のスタートアップ会社からもお話を頂き、そちらを選択しました。
理由としては、その会社自体は小規模ではあったのですが、事業拡大に伴い日本事業立ち上げの一役を担えるチャンスがあったので、そこで自分の実力を試したいという想いが強かったからです。
資金も知名度もない会社でしたが、非常にエキサイティングな環境でした。大手企業様との取引が始まったり、大きな事業提携の話が持ち上がったりと、とても有意義な仕事をさせていただいていました。

そんな中、2017年の年初に久しぶりに田中に会ってTripBizの話を聞きました。
そこで思ったのは、誰もソリューションを見出せていない分野に携わることができ、前職で携わっていた会社よりも、さらに大きな課題を解決できるチャンスがあるのではないかという点に魅力を感じました。また、民泊新法成立という大きな波が押し寄せてきていましたしね。
そこで、TripBizというサービスが明らかに今後、絶対的に世の中でマストなものになると確信して、TripBiz参画を決意しました。

安田さんと民泊の出会いは?

大学時代にはアメリカとカナダに留学経験があり海外経験は少しあったのですが、、一人卒業旅行をする時に当時大ファンだったサッカーの松井大輔選手の試合を見たいという一心で、フランスの地方都市までバックパック的な感じで旅をしたりしていて、道中ではホステルなんかにはよく泊まっていたので割と民泊と近いところにはずっといました。それに前職の会社では、韓国本社から日本に経営陣が来る時はみんな民泊してましたので、割と身近なものでしたね。

<次ページ> 代表として優先的に行っていくことは?