「大阪特区民泊の可能性」民泊アドバイザー新山彰二さん

どのように収益を得ている?

現在は自分自身で民泊運営を実践しての収益はもちろんですが、実際に運営しての経験をもとにメルマガなどの情報発信をしたり、全国でのセミナーを定期開催する民泊コミュニティーの運営と、希望者にはコンサルティングなども行っています。
以前は複数人にノウハウを教える「民泊塾」というのも考えていたのですが、やめました。理由としましては、人にによってそれぞれ資金状況や立地条件、時間など置かれている状況が違うので個別具体的に聞いていかないと根本的な解決にはならないと実感したのと、私一人が教えるのには限界があると感じたためです。そのため、希望者の方にはお客様一人一人しっかりと向き合ってコンサルティングをすることにしました。
民泊というビジネスのノウハウは常に変わり続けていて、2年前から民泊運営者であり、コンサルタントとして最前線でやってきましたが、当時教えていたことと現在教えていることは全く違うと言っていいほど民泊業界の流れは早いですし、同時にホストさん全体のレベルが高くなってきています。
現在行なっているコンサルティングの内容は、クライアントの状況をそれぞれ具体的に伺った上で、自分の経験した情報を提供することで、収益最大化の近道を教えてあげているというスタンスで行なっています。
また、一度コンサルティングを行なって民泊運営が軌道に乗ったとしても、民泊業界はノウハウやテクニックなどもすぐに変わってきてしまうので、それらの最新情報を共有するための場として「民泊プレイヤーズアカデミー(MPA)」という有料コミュニティを月額一万円で行っています。現在は約50名の方に会員になっていただいています。
MPAの他の活動内容としては毎月全国各地でセミナーを行い、各地で民泊初心者のための基礎講座や最新情報の共有と、民泊運営経験者を講師に招いてセミナーを行なっています。
ノウハウは会員の皆様に提供していきたいと思っているので過去のセミナー資料と動画はみれるようにしています。
その後の行われる懇親会も非常に重要なイベントだと思ってまして、MPA会員の方にはセミナー後の通常5000円の懇親会は無料で案内しています。
会員同士でコミュニケーションを深めてほしいという想いから開催しており、6月大阪で行なった懇親会には25名の方が参加しましたが約8割は民泊ホストの方でした。
また、その他にもMPA専用のFacebookグループも作っており、グループ内では物件の相互紹介や、大型民泊物件の現地調査会、ポケットWIFIの紹介や、清掃の低価格プランの紹介など人数が集まることでメリットがあることを、メンバー内で紹介しあってレバレッジをきかせています。

大阪の特区民泊を取得する際にクリアしないといけない項目は?

物件オーナーや管理組合の協力を得るということは絶対的に必要なこととなります。
また、民泊運営を行う土地の用途地域が実施できる用途に該当しているかどうか。
25平米の居室であるかということも事前にしっかりと確認しなければなりませんし、一番厄介になってくるのは消防用設備であり、消防署に行って相談しなければならないのでかなりの手間暇がかかります。特に消防設備は、専門家などと一緒に見に行かないと分からないことも多いので、物件資料だけで判断するのは難しいですが、だからこそ特区を取得できた物件はメリットが大きいです。

特区民泊を取得するメリットは?

民泊を行うにあたって特区民泊や簡易宿所など合法で民泊を行うと大きく3つメリットがあると思っています。
1つ目は、撤退がないことです。
2つ目は、簡易宿所、特区民泊を取得することでBooking.comなどの各種OTAに掲載できるということです。民泊のプラットフォームに比べると売り上げも伸びるのでかなりの強みだと思います。
3つ目は、補助金、助成金、融資が使えるということです。実際に私も銀行から1000万円借り入れることができたので、準備にお金をかけることができました。
また、民泊物件を運用するにあたっては売却ということも視野に入れて運用を行なっていくべきだと思っています。その物件の運用実績を元に賃貸契約権、運営権、アカウント(ノウハウや資料、写真)などの売却することが可能です。

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