「民泊市場を盛り上げて日本経済の活性化を狙う」楽天LIFULL STAY太田宗克さん

楽天LIFULLが最初に着手しようとしていることは?


物件の掘り起こし。これが圧倒的に最優先事項です。
ここに最もリソースも割く予定です。
オーナー側に営業をかけ、リノベーションから運用代行まで全てやるつもりです。そこで魅力的な物件を発掘して売り出す事が出来ます。
いかに民泊物件を作っていくか?そこが重要だと考えていますので、不動産オーナー側に寄ったところに最も力を入れていくつもりです。
特に地方にある大量の空き家を活用していきたいと考えています。
都会にはないような体験型の民泊を作る。それが100軒あれば凄いコンテンツになります。多額の初期費用をかけずに新しい雇用や需要も増え、地方に訪れる観光客も増えます。
まずは成功事例を作っていって、地方にある大量の空き家を活用していきたいと考えています。そして、民泊新法をいい方向に導きたいです。

どこから攻めていくか?


都心部の不動産会社との提携の話と、地方行政との話も同時進行に進めています。
まずは地道に下地をつくり、民泊新法が施行されたら、web上でもマーケティングを打って一般のオーナー様もさらに取り込んでいく予定です。

楽天LIFULLの人員はどんな構成?

LIFULLと楽天からそれぞれ半々くらいの人員構成で一緒にやっています。
従業員は合計で13人でお互い上手くやっていると思います。
皆ビジョンに向かってフレキシブルに仕事をしています。
職場も楽天、LIFULLとは別の独立した場所を設けて仕事をしています。
 

合法民泊物件について?

合法である事は絶対条件だと思っています。
そもそも民泊のイメージは悪いですよね。
まずはしっかり合法で運営してマーケットを綺麗にしていこうと考えており、それが出来て初めて次のステップに進めると考えています。
政府とも連携していく予定です。
マーケットを大きくして、さらに日本の観光産業を盛り上げていこうと思います。

今後はどの分野の会社と組もうと考えていますか?

民泊運用代行会社は絶対に必要なので、是非連携していきたいと考えています。
民泊運用代行会社は各社様々な色を持っているので、各々強みを生かして、上手く提携していこうと考えています。
基本的には我々はオープン戦略で、皆で民泊市場を盛り上げていきたと考えています。
我々の活動でマーケットを大きくして、民泊業界全体がハッピーになれるのがベストだと思います。

今後出資や買収は考えていますか?

今は考えていません。
基本は業務提携で進めていく予定です。
買収や出資には拘っていません。そこはケースバイケースでその時にベストな選択肢を取っています。

何故提携先にHomeAwayを選んだのか?

Airbnbの方より、HomeAwayの方がそもそも売上規模が大きく、世界最大です。
日本だけではAirbnbの方が有名ですが、全世界でみた時にHomeAwayの方が大きい事が前提としてあります。
また、HomeAwayは地方をターゲットにマーケティングしている点がマッチしました。
HomeAwayの日本支社長である木村さんと考えが近く、相性もよかった事もあり、提携に繋がりました。

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