「”匠民泊”で大田区の後継者問題を解決したい」内村精密技術研究所 内村喜信さん

スーパーホストと呼ばれている、その理由は?

第一に、内装が良いことがあります。
また、下に住んでいるため、いつでも駆けつけができる。
他には、自身でゴミ出しをしていたり、静かであることなどでしょうか。


(内村さんが貸し出している物件)

民泊新法の180日規制に対しての考えは?

やり方次第です。

元々、この部屋は誰にも貸していなかったため、赤字だった。
民泊をすることでそもそもプラスになっています。
スペースマーケットなど別のプラットホームを上手に活用し、工夫しながらやっていけば良いのではないでしょうか。

大田区の観光地としての魅力は?

本町や黒い源泉で有名な蒲田温泉などがあります。

また、大田区は、30人に1人が外国人である国際都市。

風情のある商店街や石油コンビナートなど外国人から人気を集めるスポットもあります。

 

民泊を通じて実現したいことは?

民泊は大田区の「技術者の後継者問題」や「人口問題」を解決できる可能性がある。

まず、外国人のゲストと英語でコミュニケーションをとる機会が増えることがあります。
お金を払って英語を勉強しなくても、民泊でお金をもらいながら英語を勉強できる

また、民泊は大田区、町工場の「後継者問題」を解決できる可能性がある。漁業だって工業だってそれが一番困っている。

例えばフィリピンやベトナムの人々など、海外には「日本に住んで仕事をしたい」「日本の技術を学びたい」という人々は数多く存在する。

日本に包丁を学びに来て、海外で売って人気になっているという話も聞く。伝統を守るには日本人だけでなく外国人も必要外国人ならではの感性がある。

日本人が全く興味を示さないものでも、外国の人々にとってはものすごく魅力的にみえるものもある。石油化学コンビナートのライトアップなんかがそうです。
今まで人気が集まらなかったところに、外国人が集まり、それによって日本人も集まっている。

他には、例として「相撲」があります。
海外の人々が日本に来て、素質がある子は国内に残って活躍する。

外国の人々がうちに民泊して、彼らに日本の技術を伝える。
「日本で仕事をしたい」「技術を学びたい」とい日本に残った人々を育てる。

彼らが日本で結婚すれば、人口問題だって解決するかもしれない

農家民泊というのがあるが、私のは技術者を育てる「”匠民泊”」です。
外国の人々が技術を学ぶためにうちに民泊をしに来る。そしてそれがメディアに取り上げられて注目される。
日本の人も「外国の人々ができるなら自分でもできる」と興味が湧いてくる。
魅力的な発信をすることで、多くの人々が技術を学ぶために集まり、大田区が活性化する。

私は、ここで生まれ育ち、町工場に長年関わってきました。
「”匠民泊”」を通して、町工場における後継者問題を解決することで、大田区に貢献したいと思います。

編集後記

今回は、「大田区の工匠」「民泊ホスト」と2つを両立する内村 喜信さんに伺いました。まず部屋に入った時に、内装が非常に豪華で圧倒されました。”匠民泊”という面白い取り組みに今後も注目していきたいです。次の講義も楽しみですね!