「Airbnbメール代行事業」から「リモート民泊運用代行事業」へ AirXpress 青木渉さん

「民泊大学」の講義が始まります。今回の教授は民泊向けメール代行サービス「AirXpress」をカンボジアにて運営されているSpaciaNet Co.,Ltd.の取締役の青木渉さんです。

民泊(Airbnb)に出会ったのはいつ?

2015年1月頃、ある民泊運用代行会社からAirbnbのメール代行(ゲストとのメッセージのやりとりを代行すること)をやってほしいとの依頼がきました。Airbnb自体知りませんでしたが、まずカンボジア人の友人と一緒にやってみる事にしました。

カンボジアに行ったきっかけは?

海外で起業したいと思っていたら、知人にカンボジアを勧められ、まずは行ってみることにしました。
当時のカンボジアの魅力は、タイやベトナムとは違い、大手企業がおらず、私のような一個人でも戦えると思いました。4年前のカンボジアはそういう空気感があり、たくさんの若い起業家がカンボジアでチャレンジしていました。現在、カンボジアにはどんどん大手企業が参入してきており、タイミングは良かったと思います。

民泊メール代行サービスを始めたきっかけは?

2015年の3月頃にカンボジアで弊社のCEOであるワコラと知り合いました。彼は日本の楽天トラベルを退職してカンボジアに戻ってきたばかりでアプリ開発などを行っていました。

個人で請け負っていたメール代行でしたが、50物件ほど運用していた辺りから手が回らなくなり、そのタイミングでワコラを誘いました。彼も日本での民泊ビジネスに大きな可能性を感じ、一緒に会社を設立することになりました。

<次のページ> 民泊において、メール代行と運用代行の違いは何か?