民泊新法案と旅館業法の改正案が次々と閣議決定され、外国人観光客などを空き部屋に有料で貸し出す「民泊」が、さらに今後広がりを見せそうです。
外国人観光客をゲストとして迎えることがある民泊。外国人を民泊で迎える際に「英語ができるか心配・・・」などと不安に思う方も多いと思います。
この記事ではまず、初歩の初歩、そもそも「民泊」を英語でなんて書くのか、解説をしていきたいと思います。
バケーションレンタル
「民泊」に相当する言葉として、世界で最もよく使用されている英語は「Vacation Rental」です。
民泊仲介大手サイト「Airbnb」や「HomeAway」も、バケーションレンタルサイトの一つとして数えられております。
「Vacation」という英語の和訳は「休暇」「休み」「明け渡し」など、「Rental」という英語の和訳は「賃借」とされております。合わせると民泊と近いに意味になることがおわかりですね。
いくつかの英語辞書などを調べてみますと、英語のVacation Rentalは「民泊」と訳され、特に宿泊者が対価を支払う場合に用いられると説明されています。
ちなみにこの「Vacation Rental」という英語の発音について、少し解説していきます。
英語発音①「V」は下唇を震わせて
英語Vacation Rentalの最初の「V」は、下唇に上の歯をつけて、下唇が震えるように発音すると、外国人観光客にも伝わりやすいと思います。
ちなみに英語の「B」は、日本人の「バ」とほぼ同じように発音しても伝わりやすいと思います。
英語発音②「R」は舌を巻いて
英語Vacation Rentalの「R」、つまり「Rental」の「R」は、舌で巻きながら、もしくは巻いた状態で発音することがポイントです。
シンプルに説明すると、舌先を喉の奥に向かって巻くという感じです。日本人的な「レ」よりも少しこもった感じの音で発音されるかと思います。
英語発音③「l」は舌を上の歯の裏に
英語Vacation Rentalの最後のポイントは、単語の最後の「l」の発音です。この英単語の最後について英語の「l」の発音は、日本語の「ル」とは結構異なるので、注意が必要です。
この末尾英語の「l」、舌の位置は上の歯の裏です。その状態で「ウー」と発音してみて下さい。すると、音としては「ル」が聞こえてきませんが、これが末尾英語「l」の音です。
「レンタル」の「ル」は、はっきりと「ル」と発音する感じではなく、最後は舌を上の歯の裏につけて「レンターゥ」と発音する感じです。