Airbnbの保証金とは一体どういったものなのでしょうか。
空き部屋を有料で貸し出す民泊サービスの利用者が、大手世界サイト「Airbnb」を使って日本でも増えております。
この記事ではAirbnbの機能の一つでもある「保証金」制度について、Airbnbのサイトも参考にしながら解説をしていきたいと思います。
保証金の仕組みをよく理解して、賢く安心にAirbnbを利用してもらいたいと思います。
Airbnbの保証金とは?
まず宿泊施設における保証金とはなんでしょう。
例えばホテルですと、保証金はデポジットとして前もって払います。「何かが壊れたら返却しないお金」などとして、保証金を前払いするということです。
Airbnbの「保証金」も名前としては同じですね。目的もホテルの保証金と一緒です。ゲストがAirbnbに登録された部屋に泊まって何かを破損させたりさせた場合、ホストはゲストに保証金を課すことができます。
一方で支払いについては、Airbnbの場合はホテルなどの場合と少し異なり、前もってゲストは保証金を支払っておく必要はありません。
あくまで、予約締結時にゲスト側とAirbnb側が「保証金事案が発生した場合はAirbnb側からゲストに請求しますので、払ってくださいね」と保証金契約をするものです。
Airbnbの保証金をゲストが支払うタイミングは?
まず、Airbnbのホストが何らかのお部屋の破損を見つけて保証金設定内における請求をたてる場合は、予約画面から宿泊したゲストのページを開いて「問題を報告する」→「問題解決センターに進む」と進む流れになります。
その保証金をゲストに請求する際、ホスト側は破損の状況や写真、購入代金がわかる書類(レシート)などを示し、実際にどれぐらいの費用感であるかと連絡します。
その後、ゲストとの間で保証金に関する請求額について合意が行われた場合は、Airbnb側が決済をする形になっており、ホストはゲストからの送金をAirbnb経由で受け取ることとなります。
保証金についてのポイントとしては、Airbnbがホスト側からゲスト側への請求が正当なものだと判断したケースにおいては、Airbnbはゲスト側の合意がなくても、ゲスト側のAirbnbサイト登録口座から賠償金額を引き落とすことができる、ということです。
Airbnbの保証金制度はどうやって利用するの?
こちらの保証金制度の利用については、Airbnbのホスト側の話となります。
まずAirbnbに登録する部屋に保証金を設定する際には、手数料は掛かりません。ですので、一般的には保証金設定をしておくことが良いとされています。
設定金額はいまのところ、1部屋あたり100〜5,000ドルとされています。
Airbnbの保証金制度でカバーできないほどの損害が発生した場合は?
この場合は、Airbnbの「ホスト保証」というものがあります。
Airbnbのホスト保証とは、最高1億円の補償をホストに提供するものです。万が一Airbnbの保証金設定額を超える損害が起きても、これでカバーできます。
Airbnbの保証金制度について理解が深まりましたでしょうか。
Airbnbに民泊用の部屋を登録する際などに選べる無料のオプションサービスですので、ぜひ便利に活用してください。