空き部屋を旅行者などに貸し出す民泊が日本国内でも盛り上がりを見せています。
これまで日本の民泊サービスの受け皿は主に民泊仲介世界大手サイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」でしたが、最近になってホテル予約世界大手のBooking.com(ブッキング・ドットコム)にも注目が集まり始めています。
Booking.comはホテル予約サイトとして世界的に有名ですが、昨年2016年6月から営業許可を受けて運営している民泊物件に限って、サイト上での掲載をスタート致しました。
この記事では、今がまさに民泊業界でも旬となり始めているBooking.comの仕組みの一つである「口コミ」について解説をしていきたいと思います。
Booking.comの口コミとは?
Booking.comには「口コミ」という仕組みがあります。このBooking.comの「口コミ」とは一体どういったものなのでしょうか。
まずBooking.comの公式ウェブサイトから、「口コミ」がどういう定義なのかを探っていきたいと思います。
「Booking.comのクチコミ:実際の宿泊者が投稿したホテルのレビュー」(http://www.booking.com/reviews.ja.html)というページを開いてみます。
すると、「口コミ」(Booking.comではカタカナで「クチコミ」と記載してあります)について、おおよそ次のように仕組みや掲載・閲覧手順を説明しています。民泊大学側で少し補足した上での手順は次の通りです。
- 1.クチコミを投稿できるのは、実際にBooking.comに掲載されている宿泊施設を利用したゲストである。
- 2.利用者は実際にBooking.comに掲載されている宿泊施設に泊まって、客室の騒音得ベルやスタッフのフレンドリーさなどを体験する。
- 3.利用者は旅行の後に宿泊者が宿泊施設に泊まった感想を「口コミ」として投稿する。
- 4.Booking.comの運営側は、寄せられた口コミが宿泊者本人による投稿であるかどうかや、不適切な表現がないかどうかなどをチェックする。
- 5.Booking.comがチェック後に適切だと判断したら、「口コミ」をBooking.comの宿泊施設ページに投稿する。
- 6.Booking.comの利用者が、口コミを一つの判断材料に、どこの部屋に泊まるかを検討する。
つまり「口コミ」とは、利用者によるレビューのことです。
Airbnbなどでもゲストが宿泊者(ホスト)の評価とコメントを掲載できるように、Booking.comでも似ている仕組みがあると言えます。
では実際に、Booking.comの「口コミ」システムの詳しい内容を解説していきたいと思います。