【民泊ホスト実践編②】民泊向けベッド、「ダブル」を選ぶ理由とは・・? 布団カバーのチャックは閉めて洗う? 開けて洗う?

 民泊物件をゼロから立ち上げる場合、どのタイプのベッドを買おうか考えるときのことを思い浮かべてほしい。シングル、ダブル、二段ベッド、格納式二段ベッド、ソファーベッド・・・。選択肢は色々ある。

 物件の広さやコンセプトによって、どのベッドを購入するか選択肢は分かれてくるが、仮にシングルとダブルの2択からか選ぶとき、ホストとしてはどちらを選んだ方が得策だろうか? 実は「ダブル」を選ぶメリットがある。そのメリットとは、洗濯しなければならないシーツと布団カバーが、1セットで済むことだ。

 民泊物件を運用する上で必ず必要になってくる清掃業務。リネン洗濯とベッド周りの清掃、ベッドメイクは、ホスト業務としてはなかなか骨の折れる作業だ。想像してほしい。シングルベッド2つでも、ダブルベッド1つでも、横になれる最大人数は同じ。「2人分」としてカウントできる。しかし、シングルベッド2つを購入して据え付けると、洗濯とベッドメイクには倍の手間がかかってくる。

 民泊物件を複数運用し、しかも清掃代行に頼んでいないホストなどにとっては、ゲストがチェックアウトしたあとからチェックインするまでの午前10時ごろから午後3時ごろまでは、清掃作業のピークタイムを迎える。ホストによって清掃作業に掛かる時間は多少異なるものの、平均して1人で対応すれば1部屋1〜2時間掛かる。「ゲストのチェックイン時間」というデッドラインが決まっている以上、このピークタイムにおける作業を少しでも減らしたいのが、ホストにとっての本音とも言えるだろう。

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