徳島県、AIで民泊導入サポート 選択回答形式で営業可否も判定 物件ごとに必要書類の案内とダウンロード先も案内

徳島県は、県サイト内の民泊導入サポートページでAI(人工知能)を導入した。AIがFAQ(よくある質問)などを参照して利用者の問い合わせに回答する形で、旅館業法の簡易宿所や住宅宿泊事業法(民泊新法)の枠組みでの申請手続きなどの疑問に答える。

ページは「徳島で!民泊はじめてみる?!」(https://tokushima-minpaku-ai.jp/)。FAQシステムと民泊申請ナビの2つの機能で構成されている。

FAQシステムはLINEやFacebookメッセンジャーなどのようなチャット形式で進む。まず「民泊(簡易宿所)営業」「住宅宿泊事業法(民泊新法)」「各種法令」「主な規制・支援」の4つの質問から知りたい内容を選択し、その後も知りたい内容に関わりが深い質問項目を選んでいくことで最終的に回答を得られる仕組み。

民泊申請ナビでは、民泊申請を行う物件について「住宅の種類」「営業日数」「用途地域」「家主の有無」「食事」などをについて選んでいくと、最終的に民泊営業の可否判定や必要書類のダウンロード先などが示される。

AIシステムは、株式会社テレコメディア(本社・東京都豊島区/代表取締役・橋本力哉)とソフトバンク株式会社(本社・東京都港区/代表取締役・宮内謙)が連携して開発した。