民泊最大級イベント「バケーションレンタルEXPO」が5月27日開催!内容やコンセプトは?

民泊関連のエキスポとしては日本国内で最大規模となる「バケーションレンタルEXPO」が今年5月27日、新宿NSビルで開催されることが発表されました。

政府が閣議決定したことにより、成立・施行がより現実味を帯び始めている民泊新法。現在、上場企業を含む多くの法人や個人がこれまで以上に民泊事業や簡易宿所事業に参入することが予想されています。

今回のエキスポはこういった将来的な民泊ビジネスの広がりを下支えし、後押しする目的で開催。民泊市場への新規参入を目指す将来のホスト候補や民泊支援サービスを手掛ける企業などにとって、効率的な情報交換やマッチングの場にしてもらうことを目指しています。

今回のエキスポを主催するのは、民泊情報サイト「Minpaku.biz」や民泊運用代行サービス「HOST LINK」などを手掛ける株式会社オックスコンサルティング(東京都港区)と、ウェブを活用した民泊運用ツールや民泊専用保険などを手掛けるメトロエンジン株式会社(東京都港区)の2社。

民泊大学は、株式会社オックスコンサルティングの代表取締役である原康雄さんに、エキスポのコンセプトや企画したきっかけについてお伺いしました。

エキスポについて教えてください

日本国内で最大規模の民泊エキスポとなる見込みで、新宿NSビルで開催します。

入場は無料で、来場者数は3,000〜4,000人を見込んでおります。民泊や宿泊事業に既に携わっている事業者のほか、これから民泊ビジネスを始めようと考えている個人・法人に積極的に参加してもらいたいと考えております。

会場では、民泊ホストに向けた支援サービスなどを提供する事業者などが最大60社ほどブースを出展する見込みです。出展企業募集の第1次申込締切は3月20日となっております。

また、民泊に関するセミナーも開催します。

現在のところ、民泊許可業務に詳しい特定行政書士の戸川大冊さんのほか、民泊ホストの顧問実績などを手掛ける公認会計士・税理士の深野竜矢さん、民泊不動産投資プラットフォーム「Yoiju(有一居)」の戴周穎(タイ・シュウエイ)代表などが講演を行うことが決まっており、これから講師陣はさらに増える見込みです。

日本においては民泊事業はまだ新しい事業分野であり、民泊に関連した情報量が少ないのが現状です。セミナーを通じて、来場者に民泊に関するさまざまな情報を得ていただけたら嬉しく思います。

出展企業一覧

コンセプトやみどころは? 

  

「合法」がキーワードです。

旅館業法の枠組みで営業許可を得た「簡易宿所」、国家戦略特区における民泊条例に基づいた「特区民泊」など、これらのルールの枠組みの中においての民泊事業の発展を後押しできればと考えております。もちろん、民泊新法が施行後の合法民泊事業も見据えています。

すなわち、今回のエキスポには出展できる事業者とできない事業者がおります。簡易宿所や特区民泊を活用した合法民泊物件の運営代行している事業者や、民泊新法に即した関連事業を行おうとしている事業者などが出展できることにしております。

またセミナーでは、大手オンライン旅行会社(OTA)の代表なども登壇する予定で、大きなみどころの一つです。