株式会社VSbias(本社・東京都港区/代表取締役・留田紫雲)はこのほど、同社が大阪市内で運営する無人型宿泊施設「Commune Kujo」の投資利益率(ROI)が45%になったと発表した。
Commune Kujoは2017年10月に無人型宿泊施設「Commune」の第1号施設としてオープン。タブレット端末とスマートロックを活用することで、宿泊者が自分でチェックイン業務を行う「セルフチェックイン」方式の宿泊施設となっている。清掃員など人件費が発生するものの、トータルの人件費はほかの宿泊施設に比べて抑えられているのが特徴だ。
ゲストがCommune Kujoの予約を行うと、運営者から宿泊者にチェックインコードが送られる。ゲストが施設内のフロントに到着するとタブレットにて予約番号照会を行い、予約番号が照会されるとパスポートを撮影して本人確認を行われる。その後テレビ電話で本人確認を行って鍵情報が送信され、ゲストは部屋に入室することができるようになる。
ROIが45%ということは、100万円を投資すると年間の利益が45万円となるということで、約2年2カ月で投資コストが回収できる計算になる。同社の発表によると、ROIは飲食店で15万円前後、コンビニで12%前後となっている。
VSbiasは報道発表で「今年6月15日に施行される住宅宿泊事業法(民泊新法)に向け、無人型宿泊施設『Commune』の全国展開を進めてまいります」としている。