JC Connect株式会社(本社・東京都新宿区/代表取締役・城ヶ原渉)はこのほど、中国最大チャットアプリ「WeChat」内のアプリプラットフォーム「ミニグラム」に関し、日本企業向けにアプリ配信や企画・制作、運用のサポートサービスを開始すると発表した。
WeChatは中国インターネットサービス大手「テンセント」が運営するメッセージアプリで、月間10億人のユーザーが利用していると言われている。ミニグラムはダウンロードが不要なアプリを配信するWeChat内プラットフォームで、2017年1月に導入された。
このミニグラムは中国市場へのアプローチのための新たな導線として注目を集めており、民泊を含むインバウンド事業や越境ECなどの販路拡大との相性の良さが期待されている。
中国ではアンドロイドのアプリプラットフォーム「Google Play」が規制されている。既にミニグラム内ではショッピングやチケット予約、配車、デリバリー、飲食店での注文など58万以上のコンテンツが登録されており、1日のアクティブユーザーは1.7億に達しているという。
同社は報道発表で「(中国での)導入がスタンダードとなりつつあるミニプログラムを活用することで、中国市場でのインバウンドやアウトバウンド、ブランディングを狙う日本企業様をより一層支援して参ります」としている。