【第2回】「価格を上げる差別化、価格を下げる差別化」価格の視点

【掃除】
皆様の民泊運営でもっともお金や労力が発生するのは掃除でしょう。

ご自身で掃除しないのであれば皆様は、外注サービスをご利用になってるでしょう。もしくは、近所の主婦などを雇っているでしょう。

「ああ、低価格で高品質の掃除人がいれば、利益をあげたり、費用を下げられるのに‥‥‥」と思っていませんか。

では、むしろ、皆様が、掃除仲介業者になったら如何でしょうか。

それを実現したのは、「ハウスケア」というサービスです。
これは、近所の主婦や学生と、掃除が必要な民泊会社を繋げるサービスです。

もともと、このサービスを運営するマミーケアという会社は、普通の民泊の掃除会社でした。掃除する人を自社で雇って、掃除が必要な民泊業者に派遣していました。

ところが、数年前、この会社は、ネット上に仲介システムを開発し、自社で掃除人を雇わず、直接掃除が必要な人と、空き時間に掃除をやりたい人繋げ、仲介料を少し自社の利益として確保するように、ビジネスモデルを進化させました。

効率的なシステムを使って、掃除人と掃除が必要な人の「マッチング会社」になったのです。

これは、民泊会社(ゴールドを狙う人)が掃除人を雇うコストを下げる事を実現しています。


私が意図する、価格を下げる差別化とは、浴槽を無くして低価格を実現する、二段ベッドを置いて安く寝床を提供するというような単純な事ではありません。

ゴールドを狙う人(民泊会社)に低価格でサービスを提供する差別化の視点を皆様に考えて頂きたいのです。

 

【リネン】
リネンは、皆様の運営の費用の多くを占めるでしょう。

私のコンサル先でもリネンの業務の効率化は課題です。

通常の発想であれば、昔からのリネン会社である、「小山商会」などにリネンの洗濯を依頼するところです。しかし、価格は高い。コインランドリーも民泊施設の近くにいつも有るとは限りません。

では、ここで価格を下げる差別化の視点で、この問題を考えます。

皆様自身が、周辺のライバルの民泊会社のリネンをまとめて洗濯代行をするのはいかがでしょうか。

ご自身で洗濯するのが無理なら、例えば、周辺のクリーニング屋の店主にお願いして、「空いてる時間に、安く洗濯してくれないか」と頼み、周辺の競合のリネンを一気に大量に持ち込んで、利益を得つつ、競合のリネン費用を下げられないでしょうか。

それとも、皆様が、時間のある主婦と、洗濯が必要な民泊施設をマッチングするウェブサイトを作りますか。

 

タスカジ」というこのサービスは、主婦と主婦のサービスが必要な人のマッチングサイトです。これで掃除の人、探しませんか。

さらには、民泊の周辺にビラを配り、暇な主婦に低価格で洗濯をお願いするのはどうでしょう。
恐らく、今後増える民泊施設のリネンを低価格で効率的に処理するという差別化の方法を見つけた方は、多くの富を得ることになるでしょう。

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