賃貸マンションの一部を特区民泊施設に 大阪市北区、全14室に異なるコンセプト コンサル企業・改装企業・運営代行企業がタッグ

物件リノベーション事業などを手掛ける株式会社ノットコーポレーション(本社:大阪市中央区/代表取締役社長:河内道生)はこのほど、デザインや施工を担当した大阪市北区の特区民泊対応マンション「メゾンミラノ中津」が2018年4月に開業したことを発表した。

全28室の賃貸マンションのうち14室を民泊施設として利用する。事業主体は不動産金融コンサルティング事業を手掛ける株式会社ビーロット(本社:東​京​都​港​区/代表取締役社長:宮内誠)で、宿泊施設の運用代行サービスを提供する株式会社メインツリージャパン(本社:大阪府大阪市)が運営を担う。

全14室に「レモン」「デニム」「エスプレッソ」など異なるコンセプトを設定していることが特徴の一つ。利用シーンはビジネス利用からグループ旅行まで幅広く想定しており、広さは25~45平米で1部屋当たりの宿泊可能人数は1〜6人。台所や浴室、トイレは全室に完備している。宿泊価格は1泊6000円から。

大阪市で特区民泊に認定されている施設は、2018年3月31日時点で604施設に上る。一覧については大阪市の専用ページ(http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/cmsfiles/contents/0000382/382418/H30.3.31.pdf)から確認することが可能だ。