ファミマ、Airbnbとの提携発表 実店舗で物件キーの受け渡し 21日に本社で記者会見

ファミリーマート(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:澤田貴司)は5月14日、民泊仲介・予約世界最大手のAirbnbと業務提携することで合意したことを発表した。日本経済新聞などが報じた。

提携により、Airbnbの民泊ゲストに対する鍵の受け渡しなどでファミリーマートの店舗を活用する考え。具体的な内容は5月21日に本社で開く記者会見で明らかにするという。具体的な協業内容や提携による今後の展望などについても説明があるとみられる。

セブンイレブン・ジャパンはこれまでに、JTBと提携してチェックインの拠点にセブンイレブンの店舗を活用することを発表しており、住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行する6月15日以後に本格展開するようだ。

民泊新法では、家主同居型民泊(ホームステイ型)も不在型民泊の両方を各条件をクリアすることにより実施することができるが、家主不在型民泊においては鍵の受け渡し方が一つのポイントとしてさまざまな工夫や取り組みが行われてきた経緯がある。