楽天グループの民泊部門である楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:太田 宗克)は5月29日、不動産経営コンサルティング事業などを手掛けるハイアス・アンド・カンパニー株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長:濵村聖一)とともに提供する戸建型宿泊施設の第1号店「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE 松江」について、島根県松江市において5月29日から営業を開始すると発表した。
楽天LIFULL STAYは民泊・簡易宿所向けのブランディング・運用代行サービス「Rakuten STAY」を提供している。「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」は、同サービスとハイアスが会員企業に事業支援を行う高性能戸建賃貸住宅「WILL STYLE」を組み合わせた戸建型宿泊施設だ。宿泊定員は最大5人で間取りは2階建3LDK(約70㎡)。宿泊料金は1泊20,000円(税抜)から。
物件オーナーは施工パートナー企業のハウジング・スタッフ株式会社(本社:島根県松江市、代表取締役 平儀野好美)で、楽天LIFULL STAYが施設清掃やカスタマーサポートなどの運用代行サービスを担当する形で運営していく。宿泊施設には楽天コミュニケーションズの「あんしんステイIoT」も導入しており、チェックイン時の本人確認や鍵の管理などをタブレット端末で対応できるようにした。
報道発表では「旅館業法における簡易宿所として運営され、家族や友人グループで旅行するお客様が、大切な時間を同じ空間で過ごせる宿泊施設となっています」と説明。施設には2つのベッドルームと和室、電子レンジ、冷蔵庫や食器類などを揃えたキッチンなどを備えているほか、専用駐車場も設けている。