民泊専用ゴミ袋が使用義務化が全国的に広がるかもしれない。
大阪府箕面市(市長:倉田哲郎)はこのほど、6月15日の住宅宿泊事業法(民泊新法)施行を前に、1枚2470円の民泊専用ゴミ袋の使用を民泊事業者(ホスト側)に求める改正廃棄物処理条例の案を市議会に提出した。
案によると、ゴミ袋の容量は30リットル。箕面市の通常の指定ゴミ袋の販売価格は30リットル10枚1組で617円(燃えるごみ専用袋)で、1枚当たり約61円。民泊専用ゴミ袋の1枚2470円と比べると約40倍の価格になる。
民泊ゴミ専用のごみ置き場の設置も義務付ける内容。ゲストに対し、ゴミの分別方法を日本語と英語、中国語、韓国語の最低4カ国語で説明することも盛り込んだ。市は6月議会で成立され、7月1日に施行させたい考え。
30リットルと言えば、子供がいる5人暮らし程度の家庭で3〜4日分、夫婦2人暮らしで2週間分程度だろうか。また民泊ゴミをどのように一般の生活ゴミと見分けるのか、不透明な部分もある。