【速報】Booking.com、Airbnbに続き未届け物件を非掲載へ 11日18時以降の予約も不可能に

ホテル系オンライン予約の世界大手Booking.com(ブッキングドットコム)は、日本国内に掲載物件を保有しているオーナー宛てに、届出番号の登録が完了していない物件に対し即時中止する旨を先週末から本日かけてメールにて通達した。

Booking.comの対応も、先日のAirbnbの対応同様、観光庁が発表した住宅宿泊事業法(民泊新法)に関する違法物件に係る予約の取扱いを受けてのものだと説明している。

オーナー宛ての通知ではさらに「6月11日(月)18:00までの貴施設の予約は有効」としており、6月11日18:00以前になされた予約に関しては、Airbnbの対応と異なり、6月15日以降の予約も削除しない方針とみられる。さらに「6月11日(月)18:00までの貴施設を予約したお客様に対し、周辺施設への予約の依頼開始」と記載されている。

Airbnbは、6月15日から19日までになされた未届け物件のゲストからの予約のキャンセルを発表。予約したゲストに対し、宿泊費の返金やそれと同額のクーポンの配布、他の宿泊施設の紹介、24時間サポートなどを行うことを発表していた。

Booking.comは、中国系の民泊仲介サイト「自在家」と連携し、国内の民泊物件も自在家を通してBooking.comに掲載することが可能となっていた。また、民泊ホストへの取材によると、先週より旅館業の簡易宿所や特区民泊を取得している物件であっても掲載不可になってしまう事態も発生しており、Booking.comも今週金曜日に迫った民泊新法施行に向けて急な対応を迫られているようだ。

【速報】Airbnb、民泊新法施行日待たず本日より未届け物件を突如「非掲載」へ 観光庁の通知を受け