無料サイトコントローラー「ねっぱん!」、Beds24コネクターとの連動開始を発表

株式会社クリップス(本社:新潟県新潟市/代表取締役:阿部広則)は6月13日、同社が提供する無料のクラウド型サイトコントローラー「ねっぱん!」と、株式会社WeIns(本社:東京都新宿区/ 代表取締役:長坂創太)が提供する民泊用PMS「Beds24コネクター」について、同日付で連動を開始したことを明らかにした。

ねっぱん!は複数の国内外の予約サイトを一元管理できる宿泊施設向けのサイトコントローラーで、2018年6月10日時点で7500軒以上の導入実績がある。在庫や料金、予約情報を一括管理できることから、利用実績を近年伸ばし続けてきた。

Beds24コネクターは「未経験者でも民泊経営を可能にする」をコンセプトにしている。宿泊ゲストのクレジットカード自動保存や有効性の確認のほか、直接予約の入力や自社予約エンジンとの連動、海外のオンライン旅行会社(OTA)とのXML連携やiCal連携などの機能を備える。小規模な民泊施設も導入しやすいことも特徴の一つ。

両社は住宅宿泊事業法(民泊新法)や改正旅館業法の施行(6月15日)で宿泊業界の競争が一層激化する中、小規模宿泊施設の競争力強化にも寄与したい考え。

AirbnbやBooking.comなどの未届け物件の非掲載措置・予約キャンセル措置などで混乱が続く民泊業界。特区民泊やイベント民泊、旅館業法の簡易宿所営業などの枠組みを含めて、施設の提供の仕方や露出方法も多様化しており、予約サイトも続々と増えている。

エアホストが「ねっぱん!」とAPI連携を発表 ホテル・民泊をまとめて一元管理