民泊管理業者向けのシェア家具サービスが始まる。サービスを2018年8月に開始予定の株式会社クラス(本社:東京都目黒区/代表取締役社長:久保裕丈)にエンジェル投資家などが出資し、同社は人材採用やシステム構築を本格化させる。
サービス名は「CLAS(クラス)」(https://clas.style/)で、家具やインテリアのシェアリングサービスを提供する。B2B(企業間取引)では、民泊運営管理会社やマンスリーマンション事業者などへのインテリアレンタルなどを想定している。大手インテリアメーカーなどとのアライアンス提携も模索する。コワーキングやシェアリングスペースとの協業も検討しているという。
報道発表によれば、CLASでは家具・インテリアの利用・交換に関するサービスを1カ月500円から提供する。同社は「日本初の個人宅向け家具・インテリアのシェアリングサービス」としている。送料や保証金、初期費用が掛からず、同社は①初期コストが抑えられる②交換が用意③上質な素材とシンプルなデザイン——の3点を特徴として挙げている。
出資はANRI3号投資事業有限責任組合とエンジェル投資家3人を引受先とした第三者割当増資を実施する形で行われた。出資額は明らかになっていない。