「マンスリー」の常識打破 レジデンストーキョーが付加サービス充実へ まず”スマートクリーニング” 民泊施設でも

株式会社レジデンストーキョー(本社:東京都渋谷区/代表者:野坂幸司)は7月11日、スマートクリーニングサービス「LAGOO(ラグー)」を手掛ける株式会社AiCT(本社:熊本県熊本市/代表者:渡邉直登)と業務提携をしたことを発表した。自社で開発・運営するマンスリーマンションや民泊施設に同サービスを導入し、新サービスも共同開発するという。

LAGOOはスマホでクリーニングの受付から精算までを完結できるクリーニングサービス。袋に衣類を入れて専用ロッカーに入れ、ロッカーに貼ってあるQRコードを読み取ると受け付けが完了し、担当者が回収してクリーニングを終え、ロッカーに戻す仕組みだ。このサービスをレジデンストーキョーの入居者や利用者向けに導入し、入居者の利便性向上を目指す。

まず第1弾として、2019年4月に完成を予定している東京都江東区のマンスリーマンションにLAGOOを導入する。既に検証を両社で開始したという。同社は「利用者向けの各種付加サービスの開発に取り組んでおり、今後はLAGOOをベースにしたシェアリングエコノミーの新サービスの開発をAiCTと共同で行っていきます」としている。

AiCT社は2017年1月設立。LAGOOはクリーニングFC最大手「ホワイト急便」も導入しており、2022年の東証マザーズ上場を目指しているという。

マンスリーマンションも民泊もさまざまなサービスが登場している。民泊業界では住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行によって民泊が解禁され、旅館業法における簡易宿所の有効活用も進む。特区民泊などへの注目度も高まっており、一層さまざまな取り組みがマンスリーや民泊業界で登場していきそうだ。