民泊・宿泊予約サイト「Vacation STAY」を運営する楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:太田宗克)は7月19日、宿坊予約サイト「テラハク」を運営する株式会社和空(本社:大阪府大阪市/代表取締役:田代忍)と、宿坊施設の宿泊販売と運用代行について業務提携に合意したと発表した。
報道発表では「楽天LIFULL STAYと和空は、寺社振興や地方創生を目的に、共同で日本全国の宿坊施設の宿泊販売促進に取り組んでいきます」としている。
楽天LIFULL STAY側はVacation STAYなどの予約サイトで宿坊施設の宿泊販売を強化するほか、ハウスマニュアル作成や販売管理などの運用代行も担うという。
まず、「近江八景」の一つとして知られる滋賀県の「三井寺」境内にある宿坊施設「和空 三井寺」の宿泊予約受付を、8月1日から開始するという。三井寺は最大定員は8人で間取りは「3LDK+仏間」(約176㎡)。
住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行されて1カ月が経った日本。特区民泊や旅館業法の簡易宿所の枠組みも含めて活用したさまざまな民泊ビジネスの取り組みに、今後も注目が集まる。