民泊施設をホテルの「客室」に サテライト民泊が秘める可能性とは 千葉のデベロップ社が発表

千葉県のコンテナ建築企業であり、ホテル事業も展開する株式会社デベロップ(本社:千葉県市川市/代表取締役:岡村健史)が、サテライト民泊事業を始動する。

サテライト民泊とは、拠点にしたホテルの近くにある民泊物件にゲストが宿泊する際、フロント業務をホテルで完結させる枠組みのことを指す。いわば、ホテルのその近くにある民泊物件をホテルの「客室」に見立てて管理・運営していく仕組みだ。

同社は中規模ビジネスホテル「HOTEL R9 SANOFUJIOKA」(全40室)を拠点のホテルとし、ホテルから車で8分の「R9 Village House A」(全4室)をサテライト民泊の「客室」とするという。7月25日から予約受け付けを開始する。

同社は中規模ホテル開発と民泊開発を進めることで、①スピーディな展開による需要の取り込み②フレキシブルな客室数の調整による収益最大化③地域の観光需要促進と遊休不動産活用による経済活性化④地域住民の安心を重視する健全な民泊事業発展への寄与—などを目指していくという。