泊まれる本屋「BOOK AND BED TOKYO」の利用者、3分の1は外国人旅行者! 6店舗目を大阪でオープンへ

泊まれる本屋「BOOK AND BED TOKYO」が外国人旅行客に人気だ。2018年8現在、利用者のうち33%が外国人客で、国内旅行者と同様の水準。都内近郊客は29%、国内出張客は4%に留まっている。

BOOK AND BED TOKYOは、賃貸・売買不動産の紹介事業などを手掛ける株式会社アールストア(本社:東京都品川区/代表取締役:浅井佳)が2015年11月にオープンさせたホステルで、訪日外国人観光客や国内旅行者をターゲットにしている。

同社は8月8日、6店舗目を大阪・心斎橋にオープンさせることを発表しており、約半年に1店舗のペースで店舗を増やし続けている。池袋本店のほか、京都店、福岡店、浅草店、新宿店を現在運営している。

BOOK AND BED TOKYOのコンセプトは下記の通り(以下、引用)

ふかふかなマットレスも無ければ、低反発の枕も無ければ、軽く暖かな羽毛の布団も無い。
最高な環境での良い寝心地は、ここにはありません。
あるのは、読書をしてたら(マンガでも良いですよ)いつの間にか夜中2時になってて、
もうあとちょっとだけってまぶたが重くてたまんない中も読み続けてたら、いつの間にか寝てしまった。

そんな、誰もが一度は経験した事があるであろう最高に幸せな「寝る瞬間」の体験です。
だから、コンセプトは泊まれる本屋。(あ、本は売らないです。言うなればってやつです。)

「映画を観てたら寝ちゃった」とか「友達とLINEしてたら寝ちゃった」とか、とにかく「好きなことをしてたら、うっかり寝ちゃった」って最高の「寝る瞬間」の体験じゃないですか?
そんな「寝る瞬間」に至福の体験を用意してくれるホステルを、本をテーマに自分たちで作る事にしました。

同社によると、オープンは2018年秋を予定。内装は「INTENTIONALLIES」、ブックセレクトは「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」、併設するカフェのメニューの共同開発は「sour」、グラフィックデザインは「Soda design」が担当するという。