matsuri technologiesとAirbnb、ジープラスメディアが包括提携 「民泊×マンスリー」や新規参入に向けたセミナーなど開催

民泊運営管理システム「m2m Systems」を開発・展開するmatsuri technologies株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役:吉田圭汰)は8月16日、民泊仲介世界大手Airbnbの日本法人とフジ・メディア・ホールディングス傘下の株式会社ジープラスメディアと、民泊・賃貸事業業務に関する提携をしたと発表した。

報道発表では包括提携のねらいについて、「住宅宿泊事業を日本の居住環境にあった適法な形で普及させること」としている。民泊とマンスリー賃貸を融合させたハイブリッドサービスの展開や、住宅宿泊事業への参入を目指す人向けのセミナーを共同開催することなどが柱。

matsuri technologies社は2016年8月に設立し、m2m Systemsの登録施設数は2018年7月時点で1万7000件。Airbnbメッセージ代行サービスやオンライン自動チェックインサービス、「住宅宿泊事業+賃貸」の集客支援サービスなども提供してきた。

ジープラスメディアは2001年5月設立。インバウンド事業などを手掛け、在日外国人向け英字情報サイト「ガイジンポット(GaijinPot)」のほか、外国人向けマンスリー賃貸サービスも提供している。

Airbnbを含めて提携した3社は共同で不動産オーナーなどの民泊事業への参入や資産の有効活用を支援していきたい考えだ。下記は提携のスキーム。