民泊ホストは予約者と別の人が泊まり来たら怒る? 予約売買サービス、新たな資金調達で開発体制強化 2016年創業のスタートアップが提供 イノベーションでの「変化」にホストどう対応?

ホテル予約の売買サービス「Cansell(キャンセル)」への注目が集まっている。8月24日までに同サービスを手掛けるCansell株式会社は2億円の資金調達を行ったことを発表。サービス開発体制の強化とマーケティング施策への投資を実施するという。

Cansellの公式サイトによると、売ることができる予約の種類は「国内のホテル」と「ツアーに含まれるホテル」。民泊についての言及はないが、仮にこうしたサービスを利用してゲストが民泊の予約を第三者に販売した場合、ホスト側は予約相手と違う人が来たら怒るのだろうか?

民泊の場合、ホテルや旅館よりもゲストとのやり取りが多い。ゲスト側が事前に「この予約を第三者に販売しました」的な連絡を入れてくれれば驚くことは無いかもしれないが、事前に最初に予約していたゲストとのやり取り内容が第三者に引き継がれていなければ、思わぬトラブルに結びつきかねない。道順やチェックアウトの方法など、またゼロから説明し直さなければならない?

ゲストにとって有用であると言える側面も大きい予約売買サービス。民泊との相性はどうなのだろうか? 今後も注目していきたい。