地球最後のフロンティア、アフリカ大陸でエアビ200%超成長 新世紀イノベーション、スタートアップの民泊サービスが果たしたコト

地球に残された最後の巨大市場「ラストフロンティア」と呼ばれるアフリカで、3人の男が2008年にアメリカで誕生させたあるサービスが急激にその利用者を伸ばしている。そう、民泊界の頂点に君臨する民泊仲介サービス、Airbnbだ。

この1年のAirbnbの国別のゲスト増加率で、トップ8のうちアフリカの国が3カ国ランクインしている。その3カ国とは、ナイジェリア、ガーナ、そしてモザンビークだ。ナイジェリアにおいては1年間で213%という驚異的な伸び率を記録している。

アフリカ全体では既に13万件の民泊物件が登録されており、これまでに民泊したゲスト数は累計で350万人。その約半分の約170万人は過去1年でAirbnbを利用したゲストであり、アフリカ全体でAirbnbの利用が増えていることが分かる。

アフリカは12億人という人口を抱え、天然資源の豊富さから将来性を感じさせる地域だ。少子化とはまだまだ無縁のようで、2050年には人口が25億人を越えるという予測もある。インドネシアのような内需国、いや「内需大陸」としての発展も期待され、21世紀最大の成長を果たすとみる専門家も多い。

ラストフロンティアと、シェアサービスの代表格とも言える民泊。これから伸びる者同士、相性が良い。営業日数の規制などのニュースもあまり聞かれない。さぁどこまで伸びるか。