民泊に関するプラットフォーム事業や運用代行事業を手掛ける楽天LIFULL STAY株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役:太田宗克)と、綜合警備保障株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:青山幸恭)=ALSOK=は9月28日までに、民泊事業に関して業務提携に合意したと発表した。
ALSOKは防災や防犯などで豊富な事業経験がある。空き家や別荘などの民泊施設の運営においては防災・防犯面での設備や駆け付け対応などに取り組む必要があり、両社はそれぞれ持つノウハウを融合して不動産オーナーや民泊施設の運営者に対してより費用対効果が高いサービスの提供を目指す。
このほか、ALSOKが民泊施設向けに提供・販売している防災・防犯に関する機器を楽天LIFULL STAYが特設ページ(https://vacation-stay.jp/contents/alsok/)内において販売。販売するのは主に「火災監視機器」と「法定必須機器」の2種類だ。
報道発表では、日本では空き家増加などが課題となっており、老朽化による倒壊の危険性や解体費用の自治体負担なども社会問題となっていると指摘。その上で「問題を解決するために、両社は、防災・防犯機器などの設備面だけでなく、運用管理を含めた効率化、費用負担の軽減を行う必要があると考え、今回の提携に至りました」と説明している。