全国のホステルに定額で泊まり放題となる「ホステルパス」の先行予約が10月20日、スタートした。仕掛け人は、農林水産省の元職員である柚木理雄氏。まずは東京や千葉、札幌、京都、大阪などのホステルで利用できるようにし、登録ホステルを順次増やしていく計画。
簡単に言えば、ホステルパスというメンバーカードを持っているだけで全国の登録ホステルに泊まり放題になるサービスだ。宿泊者の多拠点暮らしを応援することなどを目的としている。
発表によれば、ホステルパスには「全曜日予約できるパス」と「日曜日から金曜日のみ予約できるパス」の2種類がある。有効期限が半年以上のパスを購入した場合、前者は1カ月当たり2万5000円、後者は1カ月当たり1万5000円。予約できるのは一度に2泊までだが、チェックイン後にまた予約が可能となる。
柚木氏は、東京・浅草橋でホステルを運営している株式会社Little Japanの代表取締役。運営するホステルでも泊まり放題のサービス「ホステル・ライフ」を提供している。
現在、クラウドファンディングで支援者を募っており、金額に応じてホステルパスなどがリターンとして提供される。目標金額は100万円で、2018年12月10日まで実施する予定だ。(プロジェクトページ:https://motion-gallery.net/projects/hostellife)