新潟県魚沼市は10月23日までに、中国の民泊予約サイト「途家(トゥージア)」と観光連携協定を結んだ。途家が日本の自治体と観光連携協定を結ぶのは初めてのケース。
途家は、中国国内335都市、海外67カ国1037都市において、合計100万件以上の民泊を含む宿泊施設を有する。日本法人は2016年4月に設立した。
発表によれば、相互連携・協力を進め、観光誘客の拡大と地域経済の活性化の取り組みを実施する。
具体的には、途家のウェブサイト上などで魚沼市の宿泊施設や観光情報を中国国民に発信したり、中国人富裕層向けの着地型観光商品を共同で開発したりする。共同のマーケティングやリサーチなども行う予定だという。魚沼市内の宿泊施設の受け入れ体制の充実に向けた取り組みも実施する。