ラグビーW杯見据えイベント民泊 パソナが釜石市で受託、ゲスト募集中

株式会社パソナ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長COO:中尾慎太郎)は10月23日、「第9回かまいし仙人峠マラソン大会」(10月27〜28日)におけるイベント民泊を推進する事務局の運営や自宅提供者への研修、宿泊希望者の募集などをスタートさせたことを発表した。

同社が岩手県釜石市から「釜石市シェアリングエコノミー活用推進事業業務」を受託して実施するもの。報道発表では「『宿泊』、『交通』、『駐車場の不足』、『体験の提供』の4つの課題において、地域住民や域内企業に対してシェアリングエコノミーへの理解・協力を促進してまいります」としている。

釜石市では来年9〜10月に「ラグビーワールドカップ2019」の試合が行われる。期間中には約30万人が同市を訪れると予測されていることから、宿泊施設不足や交通整備などが課題として挙げられている。

今回のイベント民泊はこのような一時的な旅行者の増加に対応するためのノウハウを蓄積するためのものだ。パソナは、イベント民泊に参加する自宅提供者の募集・審査などや宿泊客の対応などの研修のほか、法律面などについても説明・共有するとしている。