ねっぱん!のAirbnb連動、民泊新法や特区民泊の届出物件は対象外 Airbnb側の審査基準要因

株式会社クリップスが運営する予約管理システム「ねっぱん!」は10月中に米民泊仲介大手Airbnbとの連動開始することを発表していたが、住宅宿泊事業法(民泊新法)や特区民泊などで許可を得ている物件については連動できないことが、10月27日までに分かった。

連動ができないのは「特区民泊」「住宅宿泊事業法」「チェーンホテル」「ビジネスホテル」「カプセルホテル」の業態でAirbnbに掲載している企業。Airbnb側の審査基準が要因となっている。

Airbnbとの連動開始日自体は現在最終調整中。Airbnbと連動できた場合、ねっぱん!は注意点として、「今すぐ予約」での予約受け付けのみとなることやAirbnbのスマートプライシング機能が使えなくなることなどを説明している。予約は最長9カ月後まで受け付けることが可能。

ねっぱん!とAirbnbを連動する場合には初期費用3万円が発生するが、12月20日までの申し込み分については初期費用が無料となる。