民泊影響し涙目…インドネシアの高級ホテル、客滞在日数が半減 5〜6日から2〜3日に

民泊がホテルに深刻な「ダメージ」を与えているようだ。インドネシアで——。

インドネシア・ホテル・レストラン協会(PHRI)はこのほど、2018年の星付きホテルにおける滞在平均日数の見通しを明らかにし、昨年は平均5〜6日だったが今年は2〜3日になると予測した。

PHRI側はインドネシアの経済紙「ビスニス・インドネシア」の取材に対し、「ホームステイやAirbnbでの滞在が増えたことが要因」としている。2017年時点でインドネシアにおいては約4万4000人にホストが既におり、現在も流行基調にある。今後もホテル業界への深刻な影響は続く可能性がある。

インドネシアではAirbnbの「体験」も人気で、特にバリ島における工芸教室や料理教室などが人気だ。人気の宿としてはバリ島では貸し切りの「ヴィラ」や古民家などが、ジャカルタでは区分所有を行うアパートやコンドミニアムの一室を貸す形が多いようだ。