鎌倉をベースにした新たな民泊事業が幕を開ける。2002年から鎌倉に本社を置く株式会社カヤック(代表取締役CEO:柳澤大輔)は11月14日、古民家再生や民泊運営事業を手掛ける神奈川県の株式会社くらつぐと業務・資本提携を結ぶと発表した。
くらつぐは2018年1月創業のスタートアップ。神奈川県小田原市に本店を構え、県内の鎌倉市と葉山町にもオフィスを構えている。
第1号案件として、高級民泊施設「鎌倉 古今」の開業を予定している。1855年に建設された古民家を改装する形で進める。カヤックは鎌倉におけるくらつぐの事業立ち上げを支援するとともに、ブランディング支援や提携先の紹介の面でもサポートを提供する。
くらつぐはカヤックから出資を含め、5000万円の資金調達を決定させた。2020年までに「鎌倉 古今」を含む3軒の民泊施設の開業をする。両社は民泊事業の展開で、地域創生や地域活性化に資することを目指す。