道の駅の隣接ホテル、マリオットが15カ所開業へ 積水ハウス、短工期でどんどん建設 宿と地域結ぶ体験型旅行提案

積水ハウスは11月28日、米ホテル最大手マリオット・インターナショナルと共同で地方創生事業「Trip Base(トリップベース)道の駅プロジェクト」を展開すると発表した。2020年秋以降に5府県15カ所にロードサイド型ホテルをまず展開し、道の駅をハブに「地域の魅力を渡り歩く旅」を提案していくという。

地方自治体と連携しながら道の駅に隣接したホテルをオープンし、地域に根ざした文化や風習、暮らし、食などを楽しむことができる体験型旅行を提案していくという。ターゲットは訪日外国人。

積水ハウスが短工期で宿泊施設を建設していく。計画している15カ所の開業予定エリアは栃木県、岐阜県、三重県、京都府、和歌山県で、この15カ所の合計部屋数は1000室規模になる見込み。

ホテルはシンプルな宿泊特化型とする。報道発表では「食事やお土産などは道の駅をはじめとした地域のお店で購入していただき、地元コミュニティと協力しながら地域とのふれあいを最大化していきます」としている。