大津市に中国人客どんどん!途家と観光連携協定を締結、NECネッツエスアイも参画

中国の民泊大手「途家(Tujia)」と滋賀県大津市、情報通信サービスの提供を行うNECネッツエスアイ株式会社は1月9日までに、観光連携に関する協定書を締結した。中国人観光客を大津市に誘致し、地域経済の活性化への貢献を目指す。

3者による共同事業では、大津市は観光サービスや宿泊施設、地元企業などの紹介を担い、途家はウェブサイトなどでのプロモーション実施など、NECネッツエスアイはWifi接続サービスやホテル向けサービスなどのICT(情報通信技術)関連でサポートを行う。

滋賀県大津市は人口約34万人。国指定文化財保有件数が全国で3番目に多く、「世界から人が集うまち」をスローガンの一つに、訪日客の誘致に取り組んでいる。

途家は2011年に事業を開始。中国国内の目的地400カ所、海外の目的地1037カ所をカバーし、登録宿泊施設数は120万件以上となっている。2018年10月には新潟県魚沼市と観光連携協定を結び、話題となった。

新潟県魚沼市、中国の民泊予約サイト「途家」と観光連携協定 自治体で初のケース