AI活用の旅館・民泊・別荘検索サービス「WithTravel」、対象を海外に拡大 トラベルテックスタートアップ 

スタートアップ企業の株式会社WithTravel(本社:東京都荒川区/代表取締役社長:春山佳久)は1月14日までに、AI(人工知能)を活用した旅館・民泊・別荘の検索サービス「WithTravel」の検索対象地域を日本から世界218カ国・地域に拡大したと発表した。検索対象が55万件まで増えるという。

WithTravel社は2018年3月設立。ビッグデータとAIを活用した宿泊施設の検索サービスで、予約サイトなどとの連携を拡大することで日本国内の宿泊施設の検索対象物件を拡大してきた。

施設の検索では「ホテル・旅館」「民泊」と宿泊施設の種別も設定することが可能だ。民泊施設では、民泊仲介世界最大手の米AirbnbやAgoda、楽天LIFULL STAYが運営する「VACATION STAY」、百戦錬磨が運営する「STAY JAPAN」などの物件が検索でき、特定のサイトに限定されずに宿泊施設を探すことができることが強みの一つだ。

同社の春山社長は「検索対象エリアを全世界に拡張することで、インバウンド、アウトバウンドともに宿泊施設の検索・比較ができるようになった」と強調。その上で「より多くの旅行者がWithTravelを活用し、最適な宿泊施設を発見できるように今後も機能開発を進めていきます」としている。