民泊物件がコワーキング施設になり10億人のノマドを支える日 Wi-Fiもある 疲れたらベッドで眠れる

2035年には世界で10億人以上がノマドワーカー的な仕事に関わると言われている。都市部だけではなく、地方都市、農村部に住む人のノマド化が進めば、どんなことが起きるだろう?

特定の会社に特定の時間に出社しないノマドワーカーの中には、もちろん自宅で仕事を淡々とする人もいるが、コワーキングスペースに通いたい人もいる。

「誰かとの接点を求めて」「人に見られている方が仕事が捗る」「家ではYouTubeを見ちゃう」など理由はさまざまだと思うが、最近でもソフトバンクも出資するWeWorkの人気が世界的に高まるなど、今後もこうした需要は増え続けるものとみられる。

都市部ではこうした施設が増え続けるとして、地方都市や農村部ではどうか? ノマドワーカーが増えてもコワーキング施設も増えていくのだろうか?

こうしたことを考えたとき、地方都市や農村部にある民泊物件が24時間運営のコワーキング施設になったら便利かも、ってちらっと思った。ゲスト向けのWi-Fiがあるし、台所やトイレもある。さらに寝たい人はベッドを使える(これは今のコワーキングスペースには無い”強み”かも?)。

民泊物件に秘めた可能性は実はもっと多様なのかもしれない。