旅先で体験したいこと、首位は全世代で「新しい言語の学習」 Agodaの7カ国調査、民泊もこのニーズの受け皿に

オンライン旅行会社(OTA)大手のアゴダ(Agoda)はこのほど、日本やオーストラリアなど7カ国で「2019年に旅先で体験したいこと」を調べ、その調査結果を発表した。発表によれば、全体では男女ともに「新しい言語の学習」がトップだった。

調査は2018年12月7〜20日に、日本とオーストラリア、中国、イスラエル、サウジアラビア、フィリピン、アラブ首長国連邦で行った。「新しい言語の学習」は「18〜29歳」「30〜39歳」「40〜49歳」「50歳以上」の全ての世代でも首位だった。

特に18〜39歳においては全体の4割以上が旅先で体験したいことに「新しい言語の学習」を挙げている。各国の文化や国民との接点も物件によっては持ちやすい民泊は、こうしたニーズの受け皿の一つになりそうだ。

調査では、体験したいこと(全体)の2位は男女とも「セルフケア・リトリート」で、第3位は男性が「新しいスポーツに挑戦」、女性が「新しい料理の習得」と異なる結果となった。

アゴダは2005年にシンガポールで創業し、現在はBookingホールディングスの傘下にある。最新データによれば、200カ国・地域以上で200万以上の宿泊施設を取り扱っている。