世界最大級の宿泊予約サイト「Booking.com」がこのほど発表した「ゲストレビューアワード2018」で、世界全体において最も受賞が多かった宿泊施設のタイプが2年連続で「アパートメント」となったことが明らかになった。
ゲストレビューアワードは一定条件下において平均クチコミスコアで8.0以上を獲得した施設に贈られる賞で、同アワードを獲得した施設数は世界において、アパートメントが26万9649軒、ホテルが14万8913軒、ゲストハウスが7万8574軒、B&Bが6万6697軒、別荘が5万6303軒の順になっている。
同サイトは報道発表で「全体の73%は一軒家やアパートメントをはじめ、船上ホテルやイグルー、ホームステイにカントリーハウスといったユニークな宿泊施設となっています」とコメントしている。
また、Booking.comは別の調査結果によれば、世界29市場において「2019年はホテルよりも別荘やアパートメントといったバケーションレンタルに宿泊したい」と回答した人は35%に上っており、民泊などを好む傾向が続いていることを感じさせる。
一方で日本では少し異なる傾向だという。日本では「ホテル」の宿泊が例年に続いて人気で、その後、「民宿」「旅館」と続いているようだ。