京浜急行電鉄、ホステル事業に参入 第1弾は浅草に3月22日に開業

京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区/社長:原田一之)は2019年2月11日までに、ホステル事業に新規参入すると発表した。まず事業の第1弾として浅草にホステルを3月22日に開業する。

開業するホステルチェーンの名称は「plat hostel keikyu」で、発表によれば「“platform”でつながるホステル」「“ぷらっと”気軽に利用できるホステル」をコンセプトに据えたという。

浅草にオープンする第1弾のホステルの名称は「plat hostel keikyu asakusa karin」(東京都墨田区東駒形2丁目11番2)で、木造地上3階建で延床面積は303平方メートル(91坪)。客室数は23部屋で42人収容。

同社はホステル事業への参入に関する発表で、2018年の訪日観光客数が3000万人を超え、ホテルの客室不足や宿泊費の高騰が起きていることに触れ、「今後も見込まれるホステル需要の拡大に備え、同事業を拡大していく予定」としている。

具体的な事業展開の戦略については「新規物件の取得、または既存物件をホステルにリノベーション」と説明。その上で「バックパッカーのみならず、カップルや家族連れなどの多様化する宿泊ニーズに対応いたします」としている。

新規開業する「plat hostel keikyu」は、京急グループの株式会社Rバンク(本社:東京都渋谷区/社長:本多利明)が運営する。