沖縄県沖縄市で今月25日に、セ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープの優勝パレードが行われる。このパレードに合わせ、沖縄市と一般社団法人「沖縄市観光物産振興協会」が試験的に、「イベント民泊」の取り組みを実施している。
イベント民泊は、多数の集客を見込む行事の開催時に宿泊施設が不足する地域で、自治体などの主導の下、周辺地域の住民が旅行者に部屋を提供する仕組み。自治体が認める「公認民泊」として注目を集めている。
今回はパレード前後の数日間向けに、公認民泊物件サイト「STAY JAPAN」(https://stayjapan.com/)を通じ、住宅提供者と宿泊者を募集している。
サイトを運営する「とまれる株式会社」(本社:東京都千代田区、代表取締役:三口 聡之介)は、今月5日に宮崎県日南市で行われた優勝パレードにおいても、イベント民泊の募集実施を行った実績がある。
同社は「これまでも『イベント民泊』をはじめとする公認民泊の推進を通じて、地域の住民の方と旅行者の交流による新たな旅行の価値提供を行ってまいりました。旅行者が日帰りではなく地域に宿泊できることで、交流人口や消費の拡大による地域経済の活性につながります」としている。
その上で、「今後も全国のスポーツイベントから地域のまつりなど、『イベント民泊』をきっかけとする地域創生に貢献してまいります」としている。