ホテル予約の売買サービス「Cansell」が進化中 2016年創業のスタートアップ、資金調達しながら刷新や機能追加繰り返す

日本初のホテル予約の売買サービス「Cansell(キャンセル)」が進化を続けている。

Cansellは、泊まれなくなったホテルの予約についてを売買できるサービスだ。2016年9月にプレビュー版が公開され、その後、資金調達を繰り返しながら機能の刷新や追加を続々発表している。

運営しているのはCansell株式会社で、代表取締役は山下恭平氏。映画関連のベンチャー企業からヤフーに勤め、その後、Cansell株式会社を2016年1月に創業した。

2018年7月のリニューアルにおいては、泊まれなくなったホテルの売買だけではなく、ほかのホテル予約サイトも一緒に比較検索できる機能も追加された。

2019年2月には、ライブなどのイベントから会場周辺のホテルを比較可能な機能を、ぴあ株式会社との協業によって追加。ぴあから受け取った情報を使ってこの機能を実装したようだ。

同社は報道発表で「今後もCansellは、キャンセル料を抱える方を助けるだけでなく、宿泊するときの利便性もより一層高め、より良いサービスに出来るよう努力して参ります」としている。