Airbnb、全世界で600万件の登録施設 アジアやアフリカ、ラテンアメリカなどの比率増す

民泊仲介世界大手の米Airbnb(エアビーアンドビー)は3月5日までに、全世界でのリスティング数が600万件を超えたことを発表した。同社は世界の6大ホテルグループの部屋数を超える数だとしている。

発表では、2014年においてはラテンアメリカやアジア、中東、アフリカにおけるリスティングは全体の15%に過ぎなかったが、現在は30%に達していることに触れ、特にメキシコでは2018年の1年間で53%も増加したことを説明した。

また登録施設数が1000以上ある都市が900以上に上っていることも発表。そのほか、5年前は全リスティング数の10%がニューヨークとロンドン、パリに集中していたが、現在ではこの3都市の合計リスティング数は全体の3%に過ぎないとしている。

また全世界のリスティングの中には、1万4000件のタイニーハウス(小さな小屋型の施設)、4000件の城、2400件のツリーハウスが登録されていることも明らかにした。

Airbnbは先日、日本における登録リスティング数も発表している。それによれば、日本におけるリスティング数(2月16日時点)は4万1000件。

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