「インスタ映えする」と「映えないけど高評価」、集客に強いのは? ホテルや民泊施設選び

やっぱり「インスタ映え」は集客においてまだまだ重要なようだが、一方で「映えないけど高評価」な施設を選ぶ人も増えてくる?

宿泊予約サイトBooking.comの日本法人ブッキング・ドットコムは3月14日までに、世界の旅行者たちのSNSと旅行に関する調査を2018年8月に行っていたことを明らかにし、その結果を発表した。

調査結果によれば、世界の旅行者の28%がSNS映えする宿泊施設に泊まりたいと回答しており、日本人の旅行者でも18%が同様の回答をしたという。調査は29カ国・地域の2万1500人の18歳以上を対象に行った。

このような調査結果が出ているが、一方で若い世代において、インスタ映えはしないけれども高評価のもの、を選ぶ傾向も増えているようだ。

中堅出版社の「主婦の友」社が運営するウェブサイトが行った調査(https://ray-web.jp/50360?page=1)では、宿泊施設に関するアンケートではないが、女子大生100人のうち、「ご飯やスイーツ、1時間並ぶなら」という質問で、「映えないけど高評価」(62%)を選んだ人が「映えてSNSで人気」(38%)を選んだ人数を上回った。

見掛けはやはり重要で宿泊したときの満足度向上にもつながるが、一方で見掛け以外の部分でも選ぼうという人が今後増えていくのかもしれない。